とも働き親+子で中学受験を目指したい、
2児の母もちりんです。
本ブログでは、1年以上そろタッチを学習している長男(小1)。
親目線での、我が家が入会前に考えていた疑問と、入会すぐくらいの付き合い方を、
主にそろタッチをご検討中の方向けという形で、苦労・デメリット面を強めに実体験をお話させていただきます。
恩恵・メリット面は別ブログにてまとめています。
●恩恵・メリット面リンク●

↑そろばん式暗算学習アプリ そろタッチ↑
公式サイトはこちらから
子ども一人で学習してくれるの?
親が付きっ切りにならず、子ども一人で学習できるというのは、多くの通信教材でうたわれるタブレット学習の醍醐味でもあると思います。
なら、そろタッチは子ども一人で学習できるのか。
これはお子様の年齢で大きく変わるかとは思いますが、
年長(5歳2か月)ではじめた我が家の体験談では、「出来ない寄りの△」です。
理由は、
●タブレットの扱いに慣れていない
●気持ちをコントロールできない
●どこが間違っているのか、回答だけでは理解できないことがある
●やる気を維持するためにも声援がいる
特に、はじめたばかりの頃のお話にはなりますが……。
●タブレットの扱いに慣れていない長男は、
まずタブレットの扱い方、タップの仕方・コツ? を教える必要がありました。
タブレットの余計なところを触らないなど、いろいろお話もしました。
余談ですが、タブレットのホーム画面にユーチューブなど、楽しいアプリが入っている場合は、
見えないように隠す・削除してから触らせることをおススメします。
●気持ちのコントロール、主に問題を間違った時やクリアできなかった時などなど……。
泣いたり喚いたり……、
画面を叩いたり、タブレットをテーブルに打ち付けようとしたり……(未遂ですが)
床を転げまわり、そのまま椅子の下で寝落ちしていたり……。
そろタッチを継続できるかどうかは、
頑張るお子様と同じくらいに、「保護者様がそんな状態の子どもと付き合うことができるのか」がカギだと個人的には感じています。
気持ちのコントロールだったり、モチベーションを保つためだったり、
特に学習はじめの頃は、保護者様の手厚い支援が必要だというのが我が家の実体験談です。
なお、1年以上継続している長男、(年齢が上がったことも大きいと思いますが)
現在は付きっ切りでつく時間はかなり減りました。
それでもチャレンジミッション
(ステージ昇級のためのテスト?ミッションです)
は、クリアできなかった時のダメージが大きいので、積極的に横についてチェックしています。
ケアレスミスを隣で防いであげるだけで、長男のメンタルは保たれます。=家庭が平和!
上記などの理由により、
我が家の結論は、そろタッチは「子ども一人での学習はやや難しい」です。
(状況に変化があれば、追記予定です)
問題が解けない! 壁にぶつかった時の対処法は?
明確な答えがあるなら私が知りたいところではありますが……。
我が家で実践している、壁にぶつかった時の対処法をいくつか挙げさせていただきました。
〇負のオーラが出始めたら、早めにリフレッシュ。
〇学習はできるだけ、時間を小分けに。
〇できない問題は、保護者様もぜひ一緒に!
〇どうしても壁を超えるのに時間がかかる時は、ステージリセット。
負のオーラが出始めたら……
そろタッチは問題を間違った時や、クリアできなかった時などは、画面を見ていなくても音で分かります。
我が家では、家事の合間に様子見をしている時などは特に、誤答の音に意識を向けています。
ちょっと間違いが続いている、子どもの口からブツブツ文句がこぼれだしたら、
早めに介入することを心がけています。
・ケアレスミスに気づいたら、回答を押す前に止めたり、
・タイミングによっては、おかずのつまみ食いや、食後のおやつを勧めたりしています。
それでも荒れるときは荒れるんですけど……、
一生懸命な証拠と受け止めるしかないと思っています。
学習はできるだけ、時間を小分けに。
そろタッチでは、「1日3ミッション以上」を目標に掲げています。
この1ミッションですが、長男の場合は1ミッション約5分~20分ほどかかります。
(るんるん♪の時は5分ほどで、上手くいかずに不機嫌になると20分以上かかる場合があります)
まだ幼い子どもにとって、長時間の学習はかなりの負担。
不機嫌になられると親だって負担大です。
そのためにも、学習時間を小分けにすることを、声を大にしておススメします!
一度に3ミッション一気にやるのは、かなり大変なので……。
長男の場合は、朝に1ミッションを済ませてから、学校へ登校することを目標にしています。
できない問題は、保護者様もぜひ一緒に!
特に学習したての時には、そろばんの珠の動きでつまずきました。
我が家のそろタッチのスクリーンショットです。
そろばん未経験者向け、イメージ画像

黄色い珠が1つで=1
黄色い珠が4つで=4

赤い珠が1つで=5

赤い珠1+黄色い珠1つで=6
赤い珠1+黄色い珠4つで=9
列が左にずれれば、10,100,1000と桁が大きくなっていきます。
この5をまたぐ、足し引き(4+2とか、8-4とか)、
繰り上がり(8+5とか)、繰り下がり(13-5とか)……。
(珠の動きは、4+2だと「5の珠をつけて、黄色い珠から3引くんだよ~」とか)
↑そろタッチ内、学習動画や歌などで覚えていきます。
我が家は両親ともにそろばん未経験のため、指の動かし方が分かりませんでした。
この珠の動きを覚えるのが難しく、隣で付きっ切りで(親も一緒に)繰り返し学習しました。
分からずとも、分からないなりに寄り添う。一緒に考える。
これが我が家の思う、そろタッチを続けるための秘訣だと思っています。
ちなみに……隣で親が盛大に間違えて、子どもの回答が合っていた時なんかは、とってもいい笑顔をします。(ドヤ)
どうしても壁を超えるのに時間がかかる時は、ステージリセット。
そろタッチでは「J、S、U、X」のレベルに分かれており、それぞれ1~12ステージまであります。
(J12をクリアすると、S1ステージが開始されます)
そして、例えばJ6ステージでつまずいてしまった時に、
一度J5などへ戻って学習をやりなおす、レベルを引き下げてもらうことができます。
※そろタッチの窓口へ要申請。
保護者側では変更できません。(教室性では、担当の先生が対応してくださるようです)
我が家も2度ほどレベルの引き下げをしてもらいました。
ちょっと戻ってやり直すと、問題が解けるからしばらく長男は「るんるん♪」。
親子の負担軽減とモチベーションのためにも、上手く活用ができたら素敵ですね。
我が家はやっぱり やっててよかった
今回のブログでは、そろタッチ検討中の方向けという形で、我が家の実体験を通した、
保護者としての負担、マイナス面を強めにお話させていただきました。
実際、そろタッチをやっていなければもっと毎日が楽なのかな……なんて思わないこともないです。
けれどやはり、
継続するなかで、めきめき力をつけていく我が子の姿、
得意げに算数を友達に教えてあげている姿に、
計算・勉強だけでなく、挫折もして、心が成長しているのをひしひし感じています。
我が家はやっぱり、やってて良かった。
今はニコニコ眺めている1歳妹、あなたも年長になったら頑張るのよ……。
本ブログがそろタッチをご検討中の保護者様への、少しでも参考になれれば幸いです。
